自宅の風呂場で浴槽の掃除をしている時、ブラシを持って掃除している私の手に、ハエトリクモが飛びついて来ました。
このクモは少し前から、浴室の窓に住みついているクモのようで、
どういう拍子でか判りませんが、窓から私の手に落ちてきたようなのです。
クモはいったん私の手に飛び乗りましたが、すぐ浴室の床に飛び降りました。
私はクモは好きな方ではないので、このまま水を流して、クモも一緒に下水に流してしまおうかとも思いましたが、それも何だか可哀想な気もしたので、
床を這っているクモの目の前にブラシを差し出して、クモに飛び移らせて、
そのままクモを乗せたブラシを持ってベランダまで行き、裏庭にクモを放りました。
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』さながらに、クモの命を助けたことになりますが、
とにかく無益な殺生はしないに越したことはありませんので、私も何だかホッとした気分です。
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