2011年8月26日金曜日

他人の空似

先日、スーパーに買い物に行った時のことですが、知り合いのGさんと一緒に買い物に来ていた老婦人(私はその人はこの時初めて見たのですが)が「お宅は私の甥にそっくりだ」と話しかけてきたことがありました。
その人が言うには、甥はその人の妹さんの息子さんで、趣味で所有していた釣り船で釣りをしていて、海に転落して亡くなったそうなのですが、以来、道で私を見かける度に、甥のことを思い出して涙を流しているというのです。
私は何と答えてよいか困りましたが、顔や体つきなどはよく似てはいても、恐らく今まで生きて来た人生は全然違う生き方をしてきたと思いますし(話を聞いてみると、私の人生との共通点はないようです)、私が全然関知しないところで、涙を流されているというのも、何だか変な気分になってしまいます。
また、亡くなったのは数年前ということなので、私がその人の生まれ変わりというわけでもないようです。
この世には自分にそっくりな人間が3人いるというのを聞いたことがありますが、私も知人にそっくりな人を何人か見かけたことがあります。赤の他人でも似ている人というのは意外にいるものだと思います。

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